福島市出身の鈴木夫婦。福島市内のホテルで食材に興味を持ちながら料理人をしていた敬行さんは、三代続く実家の果樹畑が震災をきっかけになくなってしまうことに危機感を感じ、ホテルを退職後、就農。侑香さんと共に料理の主役となるアスパラガスの生産を決め、2015年に「すずよし農園」をオープン。毎日の雑草の刈り取りや手作業で一本一本丁寧に収穫するなど、夫婦二人で丹精込めて作られたアスパラガスは瑞々しくて美味しいと評判で、野菜嫌いな子どもにも好まれている他、福島県観光物産館や市内のレストランで提供されている。今後は、2025年に農園が10周年を迎えることや、侑香さんがオーナーで敬行さんがシェフを務める「SUZU農家×レストラン（育休のため現在休業中）」が5周年に当たるため、新たな取り組みも構想中とのこと。

「福島は利便性もよくグルメやアクティビティも豊富なので、色々な所に行ってその魅力を感じてほしい。また、福島には”地域をもっとよくしたい”と考え、行動している人が多いと感じます。是非、遊びに来て福島の良さを感じて下さい！」

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