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「ヒト」
”常磐もの”を世界ブランドに
いわき発、100年企業のネクストリーダー
小野崎 雄一（おのざき ゆういち） 株式会社おのざき
100年以上続く福島県最大級の鮮魚店「おのざき」4代目。いずれ家業を継ぐ覚悟で上京し、小売業で経験を積んだ後、いわき市にUターン。まずは自分で事業を起こそうと準備していたが、会社存続の危機を前に2020年に入社し、その5年後、29歳で代表取締役へ就任した。100人規模の組織を率いながら、社員一人一人との面談やインナーブランディングを通じて社内改革を推進。店舗改修や商品開発、体験型イベントを企画するなど、“地域にひらかれた鮮魚店”を目指し、多角的な挑戦を続けている。
「常磐ものの魚は、魚が美味しいと知られる北陸や北海道などに負けない美味しさがあると誇りを持っています。震災を経験した福島だからこそ、挑戦する意義があり、注目されるステージがある。都市で培ったキャリアは、むしろ地方でこそ真価を発揮できると思いますよ。」
※常磐もの：親潮と黒潮がぶつかり栄養が豊富な福島県沖で水揚げされる魚
掲載情報：2025年6月12日 現在
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