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「ヒト」
循環型農業で原点回帰を
伝統野菜がつなぐ未来へのメッセージ
長谷川 純一（はせがわ じゅんいち） 人と種をつなぐ会津伝統野菜 会長
ふるさとの味を絶やしてはいけないという想いで2008年に発足した「人と種をつなぐ会津伝統野菜」。江戸時代より会津地方に残っている在来種を総称して会津伝統野菜と呼び、会津の酒粕や米ぬかを堆肥に利用する循環型農業を実践している。現在は市内小中学校での給食等で子どもたちに伝統の味を伝えることを中心に活動し、今後は観光事業と結びつけることでさらなる普及を目指す。
「会津藩を支え、戊辰戦争の飢えをしのいだ伝統野菜の種は会津の土壌と気候に適しており、SDGｓの観点からも重要です。何より子どもたちが美味しいと食べてくれる。ぜひ、たくさんの人に食べてもらいたい。県外の方に、福島に来て実際に見て感じたことを広めてほしいと思います。」
掲載情報：2023年3月22日 現在
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